バセドウ病のTSHなどの数値について
バセドウ病と判断する際、必ず確認する数値があります。今回は、その数値のご紹介と、私の実際の数値をお伝えしますので、参考にしてください。
バセドウ病と判断する際の項目と数値
バセドウ病と判断する際に確認する項目は、基本的に4つになります。バセドウ病の場合、その数値がそれぞれどのような状態におある事を指すのかと、その項目での正常の数値をお伝えします。*それぞれの項目の意味を知りたい方は、専門のHPなどを参考にしてください。
FT3
バセドウ病になった場合の数値の状態・・・高くなる
FT3の数値の正常値・・・下「1,71」、上「3,71」
FT4
バセドウ病になった場合の数値の状態・・・高くなる
FT3の数値の正常値・・・下「0,70」、上「1,48」
TSH
バセドウ病になった場合の数値の状態・・・低くなる
FT3の数値の正常値・・・下「0,350」、上「4,940」
TRAb
バセドウ病になった場合の数値の状態・・・高くなる
FT3の数値の正常値・・・下「0,0」、上「2,0」
バセドウ病を判断する時は、以上の4項目を確認します。基本的には、「TSH」以外の数値は高くなり、TSHは低くなります。この逆を表すと「橋本病」になります。注)病院によって正常値の数値が異なります。必ず各病院の数値を確認してください。
実際に私の数値は、このような状態でした。
実際の私の数値
上でお伝えした通りの結果ですよね。これでも、数値は比較的良い方だそうです。
最初、この数値だったんですが、薬での治療を1年くらい続けて、だいぶ数値は落ち着いてきました。が、月によっては、正常値を少し超える事もあるんです。安定しないんです(^^;
先生が言うには、「たぶん「TRAb」が正常範囲に入らないからだろう」と言っていました。TRAbと言う数値は、簡単に言うと「ホルモンの活発度」を指すらしく、この数値が高いままだと「バセドウ病の数値になりやすい」との事なんです。
他の数値も大切なんですが、この「TRAb」という数値にも気を付けておいた方が良いですよ。