バセドウ病の症状がでたら仕事はどうする?
バセドウ病と診断されたら、仕事は辞めなければいけないのか、私なりの見解をお伝えしたいと思います。
バセドウ病で仕事は辞めないといけないのか
私は、バセドウ病の治療を始めてから1年半くらい経ちましたが、仕事は続けています。バセドウ病を治療するにあたって、ガンや脳梗塞などの大きな病気のように、「治療の為に仕事を辞めなくてはいけない」という事は、先生からも言われていません。
私の場合は「辞めなければいけないのか」よりも「会社に伝えなくてはいけないのか」が気になり、先生に聞いたことがあります。私の質問に先生は、「そんな大げさに考えなくても良いですよ。伝えたければ言えばいいし、言いたくなければ言わなくても平気ですよ」と、言われました(^^;
なので、手術で治療をする方は数日入院を必要とするかもしれませんが、基本的に「治療の為に仕事を辞めないといけない」と言う事はありません。
ただ、これはあくまでも「治療の為」に辞める事はないだけであって、バセドウ病の症状が辛い場合は、あなたの意志で辞める必要はあるかもしれません。この部分については、それぞれの症状によるので一概に言えません。先生と相談してください。
あと、治療をしながら感じた点があるので、そちらもお伝えします。
治療には仕事場の理解が必要
バセドウ病を治療しながら仕事をするのは、実は本人だけの意志だけじゃなく、会社側の理解も必要です。
と言うのも、バセドウ病の治療を始めると、月に1~2回程度、必ず病院に行きます。これは、たぶん平日になると思います。薬の副作用の確認・数値の確認などで、検査には必ず行かないと行けません。
しかも、薬を処方できる日数も決まっているので、病院へ行かなければ薬ももらえません。だから、平日に必ず休む必要があります。
最初の数回は平日休んでも理解してもらえると思いますが、これが1年・2年と続いたらどうでしょう?同じ仕事をしている方は、不満を持たずにいてくれるでしょうか?この辺りも、仕事を続けていく上でとても大事な事になります。
なので、バセドウ病の治療をしながら仕事を続けるには、「本人の体調」と「会社の理解」が必要だと思います。治療の為に「仕事を辞めなければいけない」という事は無いと思います。